あなたは、四柱推命と言われて連想するのは生年月日を基準とした占いということではないでしょうか。確かに大まかにいえばその通りなのです。
しかし四柱推命とは、知れば知るほど非常に奥深いものともいうことができるでしょう。
まず四柱推命の基本となるのは、陰陽五行説です。この陰陽五行説は大昔の中国で生まれた運命学の一つでもあります。運命学は基本的に、「過去・現在・未来」を見通すことに力を入れています。
この陰陽五行説を基準に、人間が生まれながらに持っている性格や能力などを知ることができる占いとなっています。
そしてもちろん自分自身の能力を知るというだけではなく、それから未来のことも知ることが可能になっているのです。そこには、未来でどのようなことをすればいいのか、より良い未来を歩むために必要なことは何なのかの予測もできるというわけです。
占いをするにあたって、絶対的に信頼されているのは占星術ですよね。占星術は星の配置によって皆さんの人生を占い、運気の流れを読み解きます。
占星術と同じように生年月日を使う四柱推命ではありますが、四柱推命は占星術とは鑑定方法が全く異なります。星の動きを基準に考えるわけではないのです。では、四柱推命をするにあたって必要な考え方とはどのようなものなのでしょうか。
四柱推命は、生まれた日を年柱・月柱・日柱・時柱の4つに見立てて占を行う運命学です。もちろん自分が生まれた時間を表す時柱まですべてを把握できるならば、パーフェクトな占い結果を知ることができるかもしれませんね。
しかし母子手帳でも見ない限り、時柱まで把握するのは非常に難しいのです。ですので、時柱を除いたものを使っても占いとして成立する方法があります。時柱の代わりになるもの、それが干支です。
干支は私たちが知っている十二支ではなく、十干と十二支の組み合わせすべてを合わせると60種類存在するのです。十干とは、甲・乙・丙・丁などの10種類と十二支の組み合わせによってつくられます。
これらと生年月日を組み合わせることによって、あなたの運命を導き出すことができるのです。
基本的に四柱推命は最高の統計学ともいわれています。膨大なデータにあなたの生まれたときの運命とマッチするものが必ずあると考えられているのです。
ここで一つ、絶対に覚えておいてもらいたいのは、人生というものは選択することで作られているということです。四柱推命で決まっているのは宿命だけです。
宿命は避けて通ることができないものでもあります。しかし運命や偶然は自分の努力や選択によってつくられていくのです。運命は初めから決まっているものではないのです。
自分がどのような選択をし、行動をしたのかが一番必要になっていきます。そしてその行動の結果、どのようなことが起こったのかがあなたの運命になります。ということは、やはりあなたの人生を決めるのはあなた自身ということもできるのです。
そのように考えると、四柱推命が私たちに教えてくれることは人生の中で宿命だけということになります。自分が絶対に歩まなければならない部分だけが、占いでしっかりとわかっているのです。
それ以外の部分ははっきり言うと、あなた次第ということができるでしょう。自分がどのような選択をするかによって、あなたの人生が決まります。
どうしても道に迷ってしまった時には四柱推命で道を進むヒントをもらいましょう。そのヒントをどのように活用するかは、あなた次第です。
上手にヒントを使って、あなたの人生をより良いものにしていってください。良い未来はあなたの手にかかっているといっても過言ではないのですよ。自分の道は自分で切り開かなければいけないということを、しっかりと念頭に置いておきましょう。
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四柱推命占いとは
中国四千年の歴史の中で、東西の占星術の粋を集めて作られたもので、的中率は高いです。
生まれた年・月・日・時等の四要素を四つの柱とした統計学的な占いで、現在・過去・未来と幅広く見ることが出来ます。
性格を知るのにも適していると云われています。
膨大なデータにあなたの生まれたときの運命とマッチするものが必ずあると考えられている占術です。