まず算命学とは、自然界だけでなく遥か彼方宇宙の星の動きなどを観察してできた鑑定方法です。まずは宇宙の星の動きと自然界には大きな関係性と法則がある事を発見しました。
そしてそれを「暦術思想」として長年研究を積み重ねていくことになります。現在までに沢山の試行錯誤が繰り返され、その間には皆さんがご存知の五行思想・陰陽思想をも取り入れながら様々な分野として確立していったことが始まりです。
その中には仏教・儒教・学術や医術などの原点として取り上げられ、その時に算命学も「暦術思想」を土台にして作られる様になりました。
算命学が中国発祥である事は分かっていただけたと思います。しかし残念ながら、この算命学は現在の中国では使われていません。
その理由は中国王朝と深い関わり合いがあります。中国王朝は長年、この算命学を頼りに自国の権力維持のための奥義として門外不出としてきました。しかし第二次世界大戦で共産革命が起こりましたよね。
その時に、算命学を門外不出とするために膨大な資料と共に葬り去ることに決めたのです。もちろん伝承者は中国から去ることを余儀なくされました。そしてその中国と入れ替わるように、日本で算命学が広がっていくのです。
どういうことかと申しますと、要は中国から去らなければならなくなった伝承者の一人が日本に来たのです。そしてその算命学をしっかりと受け継いだ占い師がいたのです。
その方のおかげで、現在では算命学が一般的に広く知れ渡る事となりました。「高尾算命学」というものを聞いたことがないでしょうか。この算命学の名前に入っている「高尾先生」という方が算命学の継承者です。
算命学の歴史がある程度分かれば、次は考え方についてお話ししましょう。算命学には大きく3つの考え方が存在しています。それは陰陽説・五行説・人間小宇宙論の3つです。
これらの違いを大きく説明しましょう。
この世界の全ての物や現象には必ず、陰と陽がお互いに影響を与え合いながら運気の上下を繰り返すという考え方です。基本的に陰と陽は対で結ばれているという考え方です。
陰と陽、どちらが欠けても成立しないと考えても良いでしょう。
二つに分けるということは、一目見ただけでは対立しているようにしか見えないかもしれませんね。しかし実際にはお互いがきちんと尊重しあい働きあうことで新しい事象を生み出すという考え方です。
五行説は基本的に、世界の全ての物は「木」「火」「土」「金」「水」の五つの性質に分けることができるという考え方です。これらは互いに影響を与え合いながら循環していくという考え方でもあります。
例えば正五角形の頂点にそれぞれの性質を順番に当てはめてみましょう。時計回りに見ていくと、それぞれきちんと成り立ちが分かるような仕組みになっています。
例えば「木」の次は「火」ですよね。木は火を生じる、要は擦れることで火を生むという考え方です。このようにすべてはつながっていると考えられています。
これは算命学で使われる、いわゆる暦の事です。天の動き・自然の動きから時の流れを知るために必要なのが暦なのです。
少し複雑かもしれませんが、宇宙と自然はイコールの関係だと考えられています。そして人間は大自然の仲間であり一人一人も自然の一部であるという考え方です。
その結果、自然と人間の法則は基本的に同じであるという考え方になるのです。
いかがでしたでしょうか。3種類も考え方があると、どうしても迷ってしまいますよね。しかしこれらのどれが正解というものはありません。
これらを上手に組み合わせることによって、最良の結果が出てくるのです。そう考えると、なんとなく納得できますよね。
自然と人間が一つという考え方、肝に銘じておきましょう。
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算命学(さんめいがく)とは
「算命学」とは今から約四千年以上も昔、中国の「殷」の時代に、自然観察の結果として確立された学問です。
陰陽論、五行説から暦術が生まれ、個人を小宇宙にたとえ、その生年月日から宿命・運命・性格などを考察し鑑定していきます。
又、昨今よく聞かれる「天中殺」も算命学の占技のひとつです。ともすれば恐ろしいイメージばかりが先行していますが、受け止め方しだいであなたを大きく飛躍させるステップボードにもなりえます。
さぁ、算命学という心強いナビゲーターを味方に「未知の扉」を開いてみましょう。そこにはきっと輝く笑顔のあなたが待っているはずです。